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関西から百名山 屋久島宮之浦岳3泊4日プラン

豊かで美しい自然が残り、洋上のアルプスとも称される屋久島。
その中央部に位置するのが日本百名山の一つ、九州最高峰の宮之浦岳です。
今回は関西発3泊4日での宮之浦岳縦走コースプランを紹介します。

3泊4日コースプラン

週末休み+2日の4日間でのプランになります。

 1日目:伊丹空港 → 鹿児島空港 → 屋久島空港 → PM フリータイム → 宿宿泊
    
 2日目:宿出発 → 淀川登山口 → 宮之浦岳登頂 → 新高塚小屋宿泊

 3日目:新高塚小屋出発 → 縄文杉 → 白谷雲水峡 → 宿宿泊

 4日目:AM フリー → PM 屋久島空港 → 鹿児島空港 → 伊丹空港

屋久島へのアクセス

屋久島には飛行機と船の2つのアクセス方法があります。
時間に余裕があったり、船旅が好きといった人はフェリーや高速船も良いですが、
3泊4日で登山の他に屋久島観光もするなら飛行機で移動時間を短縮しましょう!

おすすめのアクセス

往路
伊丹空港鹿児島空港鹿児島空港屋久島空港
JAL 7:05発 ※8:20着JAC 8:50発9:30着
(神戸空港)SKY 7:40発8:50着JAC 10:30発11:10着
JAL 9:30発10:45着JAC 11:25発12:05着
JAL 11:20(11:25)発13:10着

※伊丹空港早朝便は公共交通機関を利用した場合の搭乗までの時間がタイトなため、搭乗手続きに慣れていない方は近隣ホテル等への前泊を推奨します。
または車で行って空港駐車場利用もありですね。時期にもよりますが4日間で1万円くらいでしょうか。

復路
屋久島空港鹿児島空港鹿児島空港伊丹空港
JAC 11:45発12:20着JAL 12:50発13:55着
JAC 13:45発14:20着JAL 14:45発15:50着
JAL 14:35(14:40)発16:15着

フライトスケジュールは執筆時点(2023年9月)での時刻になりますので、航空券サイトや空港ホームページなどでご確認ください。

屋久島での宿泊先

初日は安房地区での宿泊がおすすめ!

屋久島での宿泊先ですが、初日は淀川登山口に近い安房地区がおすすめです。
宮之浦岳縦走の場合、タクシーで淀川登山口まで向かいますが安房地区より約1時間で行けます。
宿泊施設も多く、地元の郷土料理が楽しめる飲食店も豊富です。またスーパーも近くにあり買い出しにも困りません。

下山後(3日目)は宮之浦地区が近い!

宮之浦岳縦走のゴールは白谷雲水峡となります。
そこからバスまたはタクシーで移動となりますが、宮之浦地区が近いのでおすすめです。

おすすめの時期は?

ベストシーズンは春と秋

登山するなら気候の良い4月〜5月、10〜11月頃がおすすめです。

4、5月:ベストシーズン 5月後半〜6月初旬はシャクナゲの花が咲く
6月:梅雨 30日中31日雨が降ると言われるほど
7〜9月:梅雨があけると雨も少なくなるが、台風に注意
10、11月:ベストシーズン
12〜3月:閑散期 安く行けるかも?

出発までに準備しておいたほうが良いこと

登山口までのタクシーの手配

宮之浦岳縦走登山の場合、淀川登山口までのアクセスはタクシー利用が必須となりますが
屋久島のタクシー会社は3社しかなく、特に観光シーズンに行く場合は直前での手配ができないおそれもあるので、早めに予約しておきましょう。
淀川登山口へ5時着目標で早朝4時頃に宿泊先まで迎えにきてもらえば良いでしょう。
安房から淀川登山口まで8千円〜1万円位です(早朝料金含む)

屋久島のタクシー会社
タクシー会社連絡先
安房タクシー0997-46-2311
屋久島交通タクシー0997-42-0611
まつばんだ交通タクシー0997-43-5000

観光するならレンタカー

屋久島到着初日や、最終日の空き時間で観光するならレンタカーが便利です。
こちらも特に観光シーズンは早めに予約しておかないと借りれなくなりますので、日程が決まったら併せて予約しておきましょう。

その他いろいろ

持ち物について

縦走登山中の宿泊先は有人の小屋ではなく避難小屋のため最低でもシュラフとマット、クッカーやバーナーなどの調理器具は必要になります。
またハイシーズンでは小屋がいっぱいになり宿泊は早いもの勝ちとなるので、テントを持っていく必要も出てきます。
テント泊装備がない方は屋久島内の登山用品レンタルショップもあります。

新高塚小屋

登山弁当の手配

1泊2日の縦走登山中は、全ての食料を自分で用意する必要があります。
そんな屋久島登山の強い味方が早朝から受け取れる登山弁当です。
屋久島での登山やトレッキングは朝早くに出発するため、そのためのお弁当屋さんが営業しています。
事前予約が必要なので、前日の夕方くらいまでにはお弁当屋さんへ電話しましょう。

早朝からやっているお弁当屋さんは島内で何店かありますが、私は あさひ弁当 さんでお願いしました。
朝4時から弁当の受け取りができ、安房から淀川登山口への道沿いにあるので、タクシーの運転手さんに寄ってもらい受け取りました。

あさひ弁当090-2719-0329

また、宿泊先で手配が出来るところもあるみたいなので、宿の方に聞いてみても良いですね。

ガスボンベはどうする?

1泊2日の縦走登山では調理をするのにガスバーナーは持っていきたいところですが
飛行機はガスボンベが持ち込めません。
が、島内のお店で売っていますので心配しなくて大丈夫です。
宿泊先によっては、以前の宿泊者が置いていった使いさしのボンベを無料でくれるところもあります。

ガイドは必要?

個人的な意見ですが、百名山やアルプスでテント泊や避難小屋泊を経験している人であれば
ガイド無しでも縦走する分にはまず大丈夫と思います。登山道も迷うようなところは無く、難しい箇所もありません。
ただ、ガイドを頼むことにより以下のようなメリットがあります。

  • 屋久島の自然や歴史についての解説がある。
  • 登山道では携帯電話の電波がほとんど入らないので怪我をした時などに困るが、ガイドさんが
    応急処置をしてくれたり、無線などで連絡を取れるので安心。

予算や自身の登山技術などに応じて決めましょう!

kasao

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